韓国ドラマ「イカゲーム」はnetflixオリジナルで配信されている世界的にも大ヒットになった作品です。

イカゲームは、貧困や金銭的苦境など人生の崖っぷちに立たされている人々が謎の組織によって企画される命がけのゲームに挑み、最終勝者は大金を手にすることができるという内容です。

このストーリーの内容ってどこかで聞いたことがある…?と思われた方も多いのではないでしょうか。

イカゲームがカイジや神様の言う通りに似ている、パクリなのではと話題になっています。

どこがどれだけ似ているのか、日本だけでなく海外の反応も含めてご紹介いたします。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

タップでこの記事の見たい内容へ移動☆

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?

カイジのあらすじをご紹介

カイジとは週刊ヤングマガジンに1996年に「賭博黙示録カイジ」として連載され、その後「賭博破戒録カイジ」など続編を6作品出し、全部を繋げて「カイジ」シリーズとして人気が高い作品です。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

2009年からカイジは3度映画化され、3作品すべて主演を藤原竜也が務め、自分の映画人生を代表する最高の当たり役であったと語っています。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

カイジのストーリーをご紹介します。

フリーターの主人公カイジは定職に就かず、フラフラと自堕落な毎日を過ごしている中、友人の借金の連帯保証人になりますが、彼が夜逃げしたため多額の借金を背負うことになります。

そこからカイジは命がけのギャンブルの数々に巻き込まれ、そして闘い乗り越えていく…という内容になっています。

カイジは友人の連帯保証人のため借金を背負ったという設定ですが、頼りない主人公・多額の借金・命がけのギャンブル=ゲームというところが共通していますね。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

神様の言う通りのあらすじをご紹介

神様の言うとおりは少年マガジンで2011年から掲載された2部作ある作品です。

こちらも2014年に映画化され、福士蒼汰が主演を務め、キャッチコピーは「ダルマさんが殺した。」でした。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

神様の言うとおりのストーリーはクラスメイトが次々に人々が死んでいくサバイバル・ホラーで、読者の想像を裏切る展開が数多く用意されています。

退屈な毎日を送っていた高校生である主人公の教室にだるまが突如出現し、クラスメイト達に生死がかかった試練を複数与え乗り越えていく…という内容になっています。

この試練の中にだるまさんが転んだや綱引きがあり、イカゲームで行われる試練と共通しています。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

パクリと言われているところは?

「カイジ」と「神様の言う通り」がパクリと言われている理由は、生死をかけたデスゲームである・ゲームの内容が似ている・カイジに関しては主人公の設定まで似ているというところでしょうか。

カイジでは高層ビルの平均台ゲーム「人間競馬」が、イカゲーム第7話に行われる第5ゲーム飛び石渡りに似ていると話題になっています。

「人間競馬」のルールは、1000万の金券を持ったまま2棟超高層ビルの間に渡された高圧電流の流れている鉄骨を渡り、渡り切ったら1000万もらえるが、落ちたら即死です。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

イカゲームの飛び石渡りのルールは、ゼッケンの順から順番に、片方は1人乗っただけで割れてしまうガラス、片方は強化ガラスでできたガラスのどちらかを16枚分選び渡っていきます。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

ルールは違いますが高いところで橋を渡り、失敗すると落下し死んでしまうという部分は似ていますね!

神様の言うとおりで試練として出てくるだるまさんが転んだと綱引きがイカゲームでもでてきます。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

神様の言うとおりではだるま、イカゲームではヨンヒ人形が鬼となり、どちらもだるまさんが転んだをして振り返ったときに動いていたら殺されるというものでした。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

どちらの作品もだるまさんが転んだが始めに行われたゲームであり、参加者達はいきなりの状況でパニック状態となり、簡単なはずなのに不安と混乱から動いてしまい、どんどん殺されていき、まわりは血まみれになっていきます。

ルールや状況までもとっても似ていますよね!

イカゲームの海外での反応は?

イカゲーム制作秘話

イカゲームの監督であるファン・ドンヒョクがインタビューでイカゲーム制作について語っていました。

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

ファン・ドンヒョクは、「今回のストーリーは2008年に構想し、2009年に書いた話です。当時たくさん読んだ日本のサバイバル系漫画『賭け黙示録カイジ』『ライアーゲーム』『バトルロイヤル』を、どうすればそれらの要素を韓国的状況に融合できるかを考えました。ゲームを緻密に設定し、そのゲームに勝利を獲得していく日本のサバイバル系とは異なり、非常に単純な「子​​供の遊び」を通して直感的にゲームに転嫁した場合、また新しいサバイバルジャンルが作成されないかと考えました。」と答えています。

パクリ疑惑が話題となっていますが、はっきり監督自身も作品名を出し、「日本の作品群に影響を受けた」ことを名言しています。

ただ神様の言う通りに関しては2011年に連載が始まっているため、イカゲームの方が先に構想されたとのことです。

海外の反応は?

このイカゲームでは、サバイバルゲームという設定だけではありません。

現代社会の競争によって追い詰められた人々が過酷なゲームを自ら選択していく背景に、韓国の深刻な問題となっている格差社会が描かれていると言われています。

海外の反応としてはカイジなど日本作品とパクリ疑惑があるとして騒がれてはいますが、ストーリーの深さや人間味のあふれる内容など高評価されていました。

まとめ

本日は話題のイカゲームがカイジや神様の言う通りのパクリではと言われていることについて真相をまとめました。

イカゲームの監督自身もカイジやバトルロワイヤル、ライアーゲームを参考にしたと語っています。

ただこれだけ話題になったのは、サバイバルゲームだけでなくストーリーの深さや人間味があふれる内容が海外でも評価が高い理由になっています♪

ぜひ続編を期待しています♪

イカゲームはカイジ・神様の言うとおりのパクリ?海外の反応

おすすめの記事